3.送迎表作成

3-8.地図上に設定したエリア同士の条件を指定する地域排他指定

3-8.地図上に設定したエリア同士の条件を指定する地域排他指定

地図上にパネルを重ねて自由に形を調整した範囲を地域として登録する「地域マスター」という機能があります。その登録した地域を利用して、地域同士の排他を行う地域排他指定を登録する事ができます。利用者単体同士より大きな効果があります。
自動計算時は計算結果に影響し、手入力時は条件チェックの効果があります。

地図上にパネルを重ねて自由に形を調整した範囲を地域として登録する「地域マスター」という機能があります。その登録した地域を利用して、地域同士の排他を行う地域排他指定を登録する事ができます。利用者単体同士より大きな効果があります。
自動計算時は計算結果に影響し、手入力時は条件チェックの効果があります。

・地域の登録

新しい地域の登録は、最初に長方形で地図上に表示されるパネルを適切なエリアになるように場所・大きさ・形を調整します。地図上でこのエリアの範囲に地点がある利用者がその地域に分類されます。
地域の登録だけで排他指定の設定を行わない場合でも、自動計算作成の際に配車結果が少し地域ごとでまとまる効果があります。ただし、条件・状況次第ではまとまらない場合があります。

・地域排他指定の登録(例:A&DとB&C&Eで排他)

地域排他指定は、基準となる地域を選択してから排他の相手となる地域を指定する事で設定できます。
基準となる地域に対して、最大12の排他相手の地域をまとめて指定する事が可能です。

・地域排他指定前と後の違い

上図では、地域排他指定前の場合では「地区A」内で配車している中に近くの「地区B」の利用者が同じ車輌で配車されているにに対し、地域排他指定後の場合では「地区A」だけでまとまった後に「地区D」の利用者が配車されています。
地域排他指定で「A&D」と「B&C&E」の排他で分断するようにした効果が出ています。他の車輌も同様になっており、確実なエリア分けをする事ができます。

・自動計算作成への反映以外の効果

地域排他指定の設定がしてありその条件に反する配車になっている場合は、送迎のリスト上に赤丸で「!」の警告マークが表示されます。更に、該当の利用者の「利用者情報」の「状態」欄にその原因のメッセージが表示されます。
手入力作成で色々と変更をしているうちに条件に反してしまっても気付くようになっているので、自動計算作成を使用しない場合でも地域排他指定をしておくと便利です。

同じ様な排他設定も併せてご覧ください。

「利用者間排他指定」についてはこちら>>
「車輌排他指定」についてはこちら>>

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